知っておくべき産業看護師になるデメリットとは

産業看護師は夜勤がなく、休日もあり、体力的にも負担が少ないので人気の職場です。その上で求人が少ないので競争率は高いです。そんな人気の産業看護師ですが、いいことばかりではありません。産業看護師になるデメリットは、いくつかあります。産業看護師になりたくても、求人が少ないのでなれないのは、最大のデメリットです。人気が高い職業なので、殺到されるのを防ぐために、非公開求人になることが多く、自分で探そうとしても見つからないといった現実があります。こういった非公開求人は、転職サイトに登録して探すほうがいいです。複数の転職サイトを利用するといいでしょう。他にも、業務内容が通常の看護師の仕事と違うため、看護師スキルは落ちる可能性があります。デスクワークが主な仕事で、看護スキルを使うことは怪我や病気の応急対処の時です。健康診断の企画や準備、その後のフォローや健康相談など、看護師として積んだ経験を生かした仕事内容です。そのため、産業看護師の求人では、臨床経験が3年以上や5年以上といった経験値を求められることが多いです。看護師スキルから遠ざかることで、子育て中に産業看護師を選択した後、子育てが終わってから病院の看護師に復帰しようとすると、スキルが落ちてることで復帰しずらいといったこともあります。しかし、幅広い分野の職場で働くことで、あらたな看護師経験を積んだと考え、前向きにとらえることができるといいでしょう。