人気の産業看護師になる方法

産業看護師になるためには、何か特別な資格が必要なのかが気になります。産業看護師になるためには、看護師資格があればOKで、特別な資格は必要ありません。「産業看護師」という資格ではなく、これは通称です。看護師か准看護師の資格があれば産業看護師として働けますが、企業によっては「臨床経験が○年以上ある人」というような条件を出しているところがあります。看護師になりたての新人で、いきなり産業看護師になるというのは難しいということです。看護師資格以外に、持っていると有利ではないかを考えられる資格があります。それが、保健師であるとか、衛生管理者、産業カウンセラー、そしてメンタルヘルスマネジメント検定といったものです。特に衛生管理者は難易度がそれほど高くなく、比較的取りやすいと言われていますので、取得しておくと良いでしょう。衛生管理者の勉強をすることで産業保健の基礎が学べるので、仕事でも役立ちます。その他に資格ではありませんが、できると良いと言われているのがExcelやWord、そしてPowerPointです。病棟看護師をしているとこれらをあまり使うことはないのですが、産業看護師は資料作成などのデスクワークが多くなるため、これらのスキルがあった方がスムーズに仕事ができます。看護師の資格だけでなれる産業看護師ですが、人気が高く、なかなか求人が出ないものです。出た時は多くの応募が殺到することが予想されるので、幅広い知識を身につけておき、他の応募者と差をつけられるようにしておきましょう。